豊中千里ロータリー
35周年記念事業

豊中市内の子供食堂等に
食料と必要な物資を支援します。

会長よりご挨拶

豊中千里ロータリークラブ35周年の祈念
まず冒頭に、この素晴らしいクラブを作り上げてこられた尊敬する皆さんに心からの御礼と、先に逝かれた当クラブを心から愛された先輩諸氏に、衷心より哀悼の意を表します。
思えば、入会から約20年が経ち、当初感じた年齢差や様々な違和感も、来年に還暦を迎える身となれば少しは馴染み、後輩も増え、現在では例会が生活の一部になっております。
2020年にオリンピック東京開催が決定した年に、クラブ会長という重責を担う事となり、悩みつつも、日本人として、希望と期待の素晴らしい年になると思い込んでおりましたところ、突然降って湧いたようなコロナ禍の時代となり、楽しみにしておりました例会も途切れ途切れになり、クリスマス会やバス旅行、職場見学など、ほぼ全ての行事が中止になってしまいました。
  残念至極であります。
社会活動も瀕死の状態になり、メンバーの中でも業種業態により、様々な苦労が散見されるようになりました。
こんな時だからこそ、我々ロータリー精神で、できる限りの社会貢献をと、年頭の挨拶で述べさせて頂いた今年のスローガン「警戒と想像」を発揮すべく、最も弱い立場の子供達の役に立ちたいという想いで、理事会において、子供食堂支援を訴えました。
満場一致で決議頂き、早速、お米1トンと消毒液、フェイスシールド、更に現金の支援を議決、実行させて頂きました。
豊中社会福祉協議会の勝部麗子様始め職員の皆さまと繋がりをもつことでき、現在の状況をつぶさに知る事ができ、今後、我々がなすべき事の指標が少し明らかに成りつつあると感じました。
また、その深淵に気付かされた半期でありました。
今後は、当クラブの繁栄継続を通じて、将来を担う子供達の支援と、毎年ご支援させて頂いております豊中消防局、YWCA子供点字図書館様の、現況聴き取り等を通じ、微力ながら、できる限り的確なご支援を継続していきたいと願い、35周年祈念のご挨拶にしたいと思います。
1日も早いコロナ終結を願いつつ。

2020-2021年度
 豊中千里ロータリークラブ
 会長 澤村 栄一

事業背景

近年問題視されている家庭内虐待やネグレクトは外部からは見えにくく、困窮している子供たちを助けることが困難となり、少しでも外部の目に触れる事や繋がりを通して困窮している子供たちを救うことが喫緊の課題となっています。

このような家庭内虐待・ネグレクトの早期発見や保護者の育児負担軽減のために設立されているのが地域のボランティアなどで構成されている「子ども食堂」です。

ですが、今この子ども食堂が直面している問題が資金・物資不足による事業存続の困難です。

我々豊中千里ロータリークラブは当クラブ設立35周年の記念すべき年に、各子ども食堂が一番不足していると悩んでいる「お米」を寄贈することにより、地域の大切な未来である子供たちの支えに少しでも貢献しようと考え、この事業を設立いたしました。

この事業をきっかけに、今後も未来ある子どもたちの笑顔を少しでも絶やさない活動ができればと思います。

※画像提供:photo AC
(実際の事業活動でかかわった子供たちとは関係がありません。)

事業内容

1現在、子ども食堂で最も不足しているお米を寄贈します。

精米を届けると早期に劣化するためしますので、精米前の玄米で保管し何度かに分けて寄贈します。
その他、子ども食堂継続に必要な物品を寄贈。

実績報告

2豊中市社会福祉協議会の勝部麗子様を講師に招き卓話

10月例会で、豊中市社会福祉協議会 勝部麗子様を招いて卓話を行っていただきました。

例会の詳細はこちらから >>